これまで番組で紹介した村を再び訪れ、新たに撮影した村や主人公たちの
‟いまの姿”を、当時の映像と共にお送りいたします。
強い日差しが降り注ぐ夏のトスカーナの大地。その小高い丘に築かれた村、カザ―レ・マリッティモ。自然豊かなこの地で、2500年以上も前から人々は暮らしてきた。12年前出会ったのも、そんな自然と寄り添いながら生きる村人たちだった。彼らは今、どんな暮らしをしているのだろうか…。
*パン屋経営/アドリアーノ・ジャンファルドーニさん(61歳)
村にただ一軒のパン屋を営むアドリアーノ。夜中の1時からパンを焼き始める昼夜逆転の生活をもう40年近く続けてきた。最近になって、二人の息子に店を引き継ぎ、時間に余裕ができたアドリアーノは、新たな夢に向かって動き出していた。
*元養蜂家/ネッロ・カメリーニさん(72歳)
養蜂家のネッロ。季節の花を追いかけてトスカーナ中を飛び回りながら蜂蜜を集めていた。12年後訪ねてみると、ネッロの暮らしは一変していた。妻と死別したのをきっかけに仕事を辞めたのだ。「妻との別れが辛いことに変わりはないけど、それに立ち向かうんだ。悲しみの中でも自分らしく生きたいから。」ネッロは今、妻との思い出と共に前を向こうとしている。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。