image

テレコムスタッフは個性あふれるクリエイター集団です
斬新で、心に響く映像コンテンツを創り続けます

Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)9月14日はスタイーティ/カラブリア州

190912itaria

ブーツの形をしたイタリア半島のつま先部分にある、海を望む村。稜線に立ち並ぶ集落に注ぐ真夏の日差しは強く、気温は40℃にもなる。近隣の村の分離集落として誕生し、敵の攻撃を見張る拠点として整備されていった。人々の糧の中心は、昔も今も羊と山羊の肉と乳だ。ギリシャやビザンチン帝国など、地中海を隔てた国々の影響を受けた建築物が、今も残っている。

 

190912itaria2

*ジュゼッペ・リッチャルディ(44歳)【獣医】
村唯一の獣医として、ペットの犬や猫、村で飼育されている羊や山羊、近隣の町の動物園の動物と、様々な種類の生き物の治療を行なっている。彼のスタイルは、自分自身が飼育されている現場に赴き、飼育状況を自分の目で確かめて診察する「訪問獣医」。田舎の、恵まれているとは言えない環境の中で、工夫を凝らして治療するのをむしろ楽しんでいる。幼い頃の動物好きが高じて獣医学部に進学し、11年前、妻の故郷であるこの村にやってきた。最初はシチリア生まれのよそ者として扱われたが、今は村人から「なくてはならない人物」として頼りにされている。仕事で忙しい妻に代わっての子育てにも積極的で、2人の小学生の息子にも診察現場を見せたりしながら、父親としての役目を果たしている。

 

190912itaria1
*カテリーナ・カンパネッラ(64歳)【元看護師】
19歳から36年間、州都レッジョ・カラブリアの病院に看護師として勤務し、9年前に故郷であるこの村に戻ってきた。今は、病気で身の回りのことができなくなった97歳の母親の世話をしながらの2人暮らしだ。でも、毎日のように村に住む姪が手伝いに来たり、兄が様子を見に来てくれている。頑固で口下手な母とは、幼い頃から折り合いが悪く、ずっと母の愛情を感じることができなかった。今でも世話をする自分の言うことを聞いてくれない母とは、しょっちゅういがみ合っている。そうなるのが分かっていても、彼女は故郷に戻り、文句を言いながらも母の面倒を看てきた。「自分の家族が困ったら、何があろうとも面倒を看る」…。それが、カテリーナが守り通してきた人生の決め事だ。

 

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

一覧に戻る