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Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)2017年7月15日、8月5日はモンテヴェルデ/カンパーニャ州

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南イタリア。カンパーニャとバジリカータの州境に広がる穀倉地帯。緑の丘にまたがるように築かれた村、モンテヴェルデ。高台に立つ8世紀に建てられた砦に守られ、村人たちは小麦などの穀物を育て、つつましく暮らしてきた。

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*オルガン職人 ミケーレ・コンティニエッロさん(57歳)

ミケーレは、代々続くパイプオルガン工房の4代目。一緒に働く職人たちは、みんな家族や親戚。手分けして、オルガンの製造と修復に精を出す毎日だ。オルガン作りの仕事は、わずかな音の違いを聞き分ける耳と、ミリ単位で部品を作り上げる技術が必要な繊細な作業。職人たちは、若い頃から知識や技術を教え合い、互いを高めあってきた。それにミケーレの一族には、曾祖父から伝わる大切な言葉がある。「学ぶことに終わりはない。常に大志を抱け」。その言葉を胸に、オルガン作りに情熱を傾けている。ミケーレの工房には、ローマやミラノ…イタリア中から仕事の依頼が舞い込む。休みなく忙しい日々を過ごしている職人たち。街で仕事をすれば、なにかと効率もいいが、ミケーレたちは村の工房で仕事をすることにこだわってきた。それは、オルガン職人にとって大切なものが、この村にあるからだ。

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*ビール工場経営 ヴィート・パニョッタさん(36歳)

村外れのビール工場を経営しているヴィート。自家製の大麦だけを使ったこだわりの地ビールを作っている。ヴィートは、代々小麦を作る農家の生まれ。幼い頃から、祖父や父を手伝い始めた。麦畑で過ごす時間が大好きだったヴィートは、この村で暮らすためにはどうすればいいかをずっと考えてきた。ビール作りと出会ったのは農業高校に通い出した10代の時。それから20年、ビール一筋で生きてきた。1年前、念願だったビール工場も設立した。ビールには、工場の背後にある「セッロ・クローチェ」という丘の名前をつけた。若い頃から何度も登ったヴィートにとって特別な丘。頂からは、麦畑のパノラマが広がる。この村で麦を作り続けていれば、大好きなこの風景を守ることができる…ヴィートが作るビールには、そんな夢が込められている。

カンパーニャの丘に築かれた小さな村、モンテヴェルデ。今回は、この土地を終の住処と決めた男たちの物語です。

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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