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Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)11月21日はモルヴェーノ/トレンティーノ・アルト・アディジェ州

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東アルプスの山々に囲まれた、ドロミティ・ディ・ブレンタ地区。そのモルヴェーノ湖畔にあり、観光と登山の客で生きてきた村。クライマーの登山口として知られる。山の斜面にはホテルが50軒近く立ち並んでいるが、新型コロナウィルスの影響で観光客の数は例年より少ない。2009年の初訪から11年ぶりに、村で生きる家族のその後を見つめる。

 
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*元山荘経営/エットレ・サルトリ(享年84)
ドロミテを間近で見られる展望台の前に建つ山荘を、半世紀前に建てて家族で経営してきた。小学校を卒業後すぐ山に入り、木を切って生きてきた、実直で責任感の強い山男。朝、山荘周りの掃除をするのと、北イタリアの郷土料理・ポレンタを山荘のレストラン用に作るのが日課だった。エットレには、息子夫婦がネパールの孤児院から引き取って養子として育ててきた兄妹の孫がおり、その兄・ナビンには、異国の生活に馴染める様にとことのほか目を掛けていた。エットレは、山での生きる喜びや厳しさを教えつつ、料理に興味を持つ孫の行く末に期待を寄せていた。しかし、今年の春、血管の病気が悪化して84年の生涯に幕を下ろした。

 

%e3%83%8a%e3%83%93%e3%83%b302*山荘のレストラン料理人/ナビン・サルトリ(24歳)
ネパールで生まれ、幼い時に母を亡くして妹と孤児院で育ち、6歳の時、妹と共にエットレの息子夫婦に養子として引き取られ、村で育った。最初は異国の地での暮らしに馴染めず苦労したが、エットレが山の暮らしについて話し、山仕事を体験させていくうちに明るさを取り戻していった。当初から料理に興味を持ち、自ら厨房を手伝っていたが、専門学校で料理を本格的に学んでからは、料理長である父の片腕となり、調理はもちろん、従業員に目を配りながら厨房を仕切る、いっぱしの料理人に成長している。責任感の強さはエットレ譲りだが、時には自分に負担をかけ過ぎてしまうこともある。エットレ亡き今は、ただ1人の男の孫として、大切な家族と山荘を担ってゆく決意を新たにしている。

山を愛し、孫を愛した祖父と、祖父の思いを引き継ごうと努力する孫。2人の絆を描く物語です。

 
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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