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Feature Stories

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ミラノの南、ゆるやかな丘陵地帯に広がる村、ペコラーラ。
水に恵まれたこの地で、人びとは小麦やトウモロコシの栽培、牛の飼育を生業としてきた。
70年ほど前、大規模な山崩れが村を襲ったが、
あきらめなかった村人たちは再び土地を耕し、家を建て、今日まで命をつないできた。
初めてこの村を訪れたのは、9年前のこと。あの時出会った人びとは、どうしているだろうか。

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*畜産農家/ヴァレンティーノ・ベルトーラさん(53歳)
9年前、この村を訪れたときに出会ったのは、村一番の規模を誇る畜産農家の男性。当時は150頭もの肉牛を飼育していたが、両親が高齢で働けなくなり、今では20頭ほどに。かわりに干し草ロールの販売を収入の柱としながら、祖父から続く家業を守っている。週末になると手伝いの真似事をしていた6歳と4歳の息子たちは、高校生と中学生になった。今も家業を手伝い、父を支えている。農業高校に進学した長男はすでに跡を継ぐ決心をした。「息子たちに自分の仕事を継いで欲しい」というヴァレンティーノの願いは、叶いつつある。

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*トラットリア経営/ジュゼッペ・アルベルティ―ニさん(80歳)
村はずれで家庭的な雰囲気を持つトラットリアを経営していたジュゼッペ。6年前に引退し、妻と二人、悠々自適の暮らしを送っている。店は、開店当初から一緒に切り盛りしてきたベテランウェイターのジェンナーロに無償で譲渡した。赤字続きで給料も支払えないからと、ジュゼッペは自ら身を引き、信頼できる相棒に後を託したのだ。2人の子を持つジェンナーロとは家族ぐるみのつき合いを続けてきたからこそ、その行末を心配したジュゼッペの最後の決断だった。ジェンナーロの子どもたちの手伝いもあって、今では経営も軌道に乗りつつある。それでも時間を見つけては、男性に店のことを相談に来るジェンナーロ。40年に渡る2人の絆は何も変わっていない。

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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