これまで番組で紹介した村を再び訪れ、新たに撮影した村や主人公たちの
‟いまの姿”を、当時の映像と共にお送りいたします。
ミラノの北西、湖をのぞむ村、オルタ・サン・ジュリオ。
ここに、「聖なる島」と呼ばれる場所がある。湖の中央に浮かぶサン・ジュリオ島だ。
4世紀には教会が建てられ、後に修道院もできた。古くから巡礼の地として人々に愛され、いまも観光客が絶えない。この村を最初に訪れたのは13年前のこと。そこには、聖なる島とともに生きる村人たちがいた。
*修道女/マリア・ラファエラ・クアリアさん(当時52歳)
この島で祈りの日々を送る70人の修道女の中で、ただ一人、外出を許されていたマリアは、かつて鉄道員だった。40を過ぎて導かれるように島へやってきた彼女にとって、この島はどんな場所であったのか・・・。
*土産物店 店主/アントニエッタ・ヴィッラさん(当時66歳)
島で生まれ育ったアントニエッタは、若い頃から土産物屋を営んできた。彼女は毎日、小さな手漕ぎボートで、対岸へと買い出しに出かけていた。今あの土産物屋はどうなっているのだろう、、、。
*観光船 船長/ロベルト・ジャコミーニさん(当時40歳)
サン・ジュリオ島へ渡る観光船の船長・ロベルト。彼は、父の跡を継いで以来、この湖で生きてきた。コロナの問題は、とても深刻だった。祈るしかない日々を乗り越えられたのは、ある想いがあるからだ。
彼らの過去と今の物語を、そっと紐解いてみるとしよう、、、。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。