image

テレコムスタッフは個性あふれるクリエイター集団です
斬新で、心に響く映像コンテンツを創り続けます

Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)10月5日はモッタ・ダッフェルモ/シチリア州

191001itaria

シチリア島北部、ティレニア海を望む高台にある村。ローマ時代末期に築かれ、イスラム民族やカラブリアからの移民によって、村は時代とともにその規模を広げていった。20世紀に入って、仕事のためにイタリア本土やアメリカ大陸へ移民する者が増え、村の人口は激減した。しかし、村に残った人々の絆は、今もって強いものがあり、夏の帰省シーズンになると村は活気に溢れる。

 

191001itaria2

*アントニーナ・マリア(通称:アントネッラ)・フェリッニョさん(55歳)【バール経営】

海に沈みゆく夕陽を望む、村の頂に建つバールを営んでいる。20歳で結婚後、長らく専業主婦を続けていたが、長女の大学進学の助けになればと15年前に弟の営む店の後を引き継ぎ、3人の娘を育てながらバール経営を始めた。以来1年365日、1日も休まずに朝昼夜と店を開き続けている。一緒に仕事を手伝う長女のアンジェラは、店の仕入れやイベントの企画などを仕切り、アントネッラには欠かせない右腕だ。忙しい夕方になれば、夫や3人の娘たちが店に来て仕事を手伝ったり、小さな孫が客と遊んだりして過ごす、第二の家のような雰囲気を見せている。一家のそんな寛いだ佇まいが常連客に伝染し、村人にとってかけがえのない社交場を作り出している。

 

191001itaria1

*ロザリオ・ベッラルディータさん(62歳)【畜産農家】

村はずれの広大な牧場で、フランス原産のブランド牛を140頭飼育している。一頭一頭の顔つきは、すべて頭に入っているほど愛情を注いでいる。幼い頃から動物好きで、若い頃は稼ぐためにトラック運転手として働いた。でも、動物への愛情が断ち切れず、25歳の時に兄と一緒に7頭の牛を飼い始めた。以来、少しずつ土地を広げながら飼育数を増やし、今では村有数の規模を誇る牛飼いになった。ただ、30年以上続けてきたにも関わらず思ったほどの収益は上げられず、家族は常に苦しい暮らしを強いられてきた。それでも妻や子どもたちは文句も言わず、自分たちができる努力をしてロザリオの夢を支えてくれている。
黙って自分を助けてくれる家族に感謝しながら、自分の選んだ道を歩む村人2人の物語です。

 

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

一覧に戻る