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Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)10月13日、11月3日はチヴィテッラ・アルフェデーナ

181010itariaイタリアの真ん中。アブルッツォ国立公園内にある小さな村、チヴィテッラ・アルフェデーナ。村人たちは代々、牧羊や林業を生業とし、山から降りて来る動物たちとも分け隔てなく暮らしてきた。地域一帯が国立公園に指定されると、村は観光業へとシフトし、普段は穏やかな村も、夏には観光客でにぎわう。

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*トレッキングガイド ピエトロ・サントゥッチさん(55歳)

村でツアー会社を営むピエトロ。トレッキングや動植物の観察、カヌー体験…夏の間は、毎日のように山へ赴く。ピエトロが山に情熱を抱くようになったのは、幼少の頃、村に来た司祭に山へ連れて行ってもらった時だった。険しい山を登り、自然の楽しみ方を教わった。その時の心躍る気持ちは今もはっきりと覚えている。でもピエトロが、この仕事を始めたのは37歳の時。それまでは、街でいろいろな仕事を転々とする日々だった。そんな時、妻のロザリアが、トレッキングガイドの仕事を勧めてくれ、背中を押してくれた。ロザリアは、自身も働きながら、家事や子育てをこなし、ピエトロの仕事を応援し続けてきた。口に出しては言わないが、ピエトロは、そんな妻への感謝を忘れたことはない。

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*主婦 マリア・イアンニーリさん(68歳)

村で電器店を40年営んでいたマリア。店は6年前にたたみ、今は自由気ままな暮らしだが、夏の終わりのこの時期は、大事な家族行事で忙しい。年に一度のトマトソース作りだ。作業は、親戚たちも集まり、3日かけて行う大仕事。茹でたトマトを搾り機にかけ、絞ったジュースを瓶詰めし、煮沸して保存する。昔から、こうして家庭の味を守ってきたのだ。マリアの最愛の夫は、パーキンソン病で7年前に亡くなった。20年の長い闘病生活の間、マリアはずっと夫に寄り添い、支え続けた。「年月が経つとともに、夫の存在が大きくなっていくの。時が悲しみを癒してくれるというのは、嘘ね。だから、笑顔を忘れてはいけないと思うの」。マリアは、悲しみを胸にしまい込み、今を生きようとしている。

大自然の息吹を感じながら生きてきた村人たちの家族の絆の物語です。

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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