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Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)10月6日、10月27日はモンテミニャーイオ / トスカーナ州

181003itariaフィレンツェから東へ40キロ。トスカーナの山奥に築かれた小さな村、モンテミニャーイオ。

村人は代々、山へ分け入り、炭を焼き、暮らしを支えてきた。時代が変わり、炭焼きは行われなくなったが、かわりに新しい産業として生まれたのが、クリスマスツリーの生産。モミの木を育て、冬が近づくとイタリア中に出荷している。

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*クリスマスツリー生産者 アンドレア・バッジャーニさん(67歳)

夏のクリスマスツリー生産者の仕事は、モミの木の下草刈りだ。アンドレアは、村の近隣に10ヘクタールの土地に、5万本のモミの木を育てている。アンドレアがこの仕事を始めたのは、25年前。もともと都会で石油関連の工場で働いていたが、閉ざされた暮らしがアンドレには合わなかった。結婚し、家庭も持ったが、27歳の時にすべてを捨てて村に戻ってきた。あれから40年。再婚し、3人の子宝にも恵まれた。都会から逃げるように村に戻ってきたアンドレが、その選択が間違いではなかった思えたのは、妻が描いてくれた一枚の絵を見た時だった。

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*農家 モニカ・トニャッチーニさん(52歳)

村外れにある小さな店で、野菜や果物を売っているモニカ。農薬は使わず、できるだけ自然にまかせて育てている野菜は、街からも買いに来る人がいるほど人気だ。モニカが特にこだわりを持って育てているのが、林檎だ。結婚して村に移ってきた時に、この地域原産の林檎と出会い、一口食べた瞬間、虜になった。昔ながらの林檎が、ほとんど作られなくなっていることを知ったモニカは、原木を探し出し、継ぎ木をして、少しずつ数を増やしてきた。今では5種類の原産種が実るまでになった。モニカが育てた林檎を、思いのほか喜んだのは、村の老人たちだった。その味は、村人にとって、故郷の味なのだ。村に移り住んで30年。モニカは今、この林檎作りを使命のように感じている。

この村で大切なものと出会い、日々を懸命に生きる村人たちの物語です。
小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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