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Feature Stories

「小さな村の物語イタリア」(BS日テレ)2018年7月14日、28日はモッタ サンタ ルチア/カラブリア州

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南イタリアの高原地帯。なだらかな山の頂に築かれた村、モッタサンタルチア。尾根に沿って走る一本の道を挟んで家々が立ち並ぶ。その道を通って物が運ばれ、人が行き交い、様々な人生が綴られてきた。

180710itaria1*元左官職人 オヴィーディオ・エジェオさん(71歳)

オヴィーディオは、村のほとんどの建物を手掛けてきた腕利きの左官職人。若い頃、昼夜問わず働き続け、4人の娘を大学に行かせることができたのがオヴィーディオの誇りだ。左官の仕事は7年前に退いたが、今も野良仕事や家畜の世話に忙しい毎日を送っている。オヴィーディオの仕事熱心な性格は父親譲り。農家だった父親は、畑仕事の他に葡萄畑に使う小さな棒を作って売ったり、森を買って炭焼きをしたり、自分のアイデアで仕事を創り出して、家族を養ってきた。そんな父親にオヴィーディオはずっと憧れていた。父親から教わったことは、今もオヴィーディオの心に刻まれている。「誠実に働きなさい。何かを始めた時、喉につかえるような感じがしたら、別の道を進みなさい」。オヴィーディオの家には、これまで左官職人として手掛けてきた家のすべての鍵が大切にとってある。父の言いつけ通り、どんな時も誠実に生きてきたオヴィーディオの勲章だ。

180710itaria2*リーナ・ジリオッティさん(77歳)

リーナは、村の外れを流れる川のほとりで、一人で暮らしている。家族は代々、水車小屋で小麦を挽き、暮らしを支えてきた。水車はリーナが幼い頃に使われなくなり、母親の代からは、家畜を飼いはじめ、農家として生きてきた。リーナも村の幼稚園の先生をしながら母を手伝い、母が亡くなってからは、ずっと1人で世話を続けてきた。離れて暮らしている娘たちが帰省しても、家畜の世話を優先して、昼食を一緒にとらないことさえある。そんなリーナに娘たちは「もっと穏やかに暮らしてほしい」と言い続けている。でもリーナは聞く耳をもたない。この場所で生まれ育ったリーナには、やめることができない特別な想いがあるのだ。

緑に包まれた南イタリアの小さな村、モッタサンタルチア。今回は、親の教えを大切にしながら、自然と共に生きる村人たちの物語です。

小さな村の物語 イタリア(BS日テレ)
土曜日18:00~18:54 放送
日曜日10:00~10:54 放送
※使用楽曲や歌手名などはこちらのホームページをご覧ください。

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